9/27 俺たちの学び舎〜東京大学応援部〜を見て

番組内容がこちら↓

連戦連敗のチームを応援し続ける東京大学応援部。「応援とは何か」部員たちは自問自答しながら、血のにじむ練習を続けている。その日々を追った青春ドキュメンタリー。


「礼儀や上下関係を重んじる」「物事にアツくなる」など、若者が敬遠しがちな姿勢をかたくなに貫き通そうとするのが、東京大学応援部。ほかの大学の応援部と違うのは、チームが弱く報われることがほとんどないこと。


部員たちは常に「応援とはどんな意味があるのか?」と自問自答しながら、血のにじむような練習を続けている。その中で彼らは何を得るのだろうか? 東京大学応援部の日々を追った青春ドキュメンタリー。


先ほどまでNHKで放送してた番組です。
これなんです。8月15日の日記の記事に書いたのですが、親戚にやさしく叱咤激励されたのちに魅せられた番組は。




その時の記事に、「本気って何なのかが分かった」とかのたまってましたが、その時はなぜこの番組を見せられたのか全然分かってませんでした。

応援部リーダー

応援部の中のリーダー(応援部の中には、リーダー・チアリーディング・吹奏楽 等がグループとしてまとまっている)の部長?である4年生の辻さんは、応援部の鬼のリーダーと呼ばれて下級生に恐れられていました。




高校生の時にも応援団に所属しており、その時に応援団としての自分の声が選手に届いたときの気持ちをもう一度味わいたかったのが入部の理由だったそうです。
練習時には下級生に檄を飛ばし、やさしい言葉などは一切無く、厳しい練習をさせていました。




後日談として「やさしい言葉をかけて褒めることはいつでもできるんです。でも今は厳しい練習の中で成長させてあげたい。そして最後の最後に褒めてあげたい」と言っていました。
下級生たちもこの気持ちを薄々とでも知っているからこそ、辻さんに付いていってるし、絶対に途中でなげださないという各個人それぞれの思いがあるんだとおもいます。

2年生の藤原さん

東大応援部の部員数が11人。番組では3年生のいる様子が無かったので、1,2、4年生だけで構成されているのかな、と思います。
その中でも、リーダーの辻さんが期待をかけている人が2年生の藤原さんです。




高校時代は柔道部に所属していたのですが、厳しい練習に耐えられなくなり途中でやめてしまったそうです。
それで、「いつも大事な所で逃げている自分」を直すべく、応援部に入ったのでした。




過去につらいことから逃げている経験があったからこそ、応援部で自分を鍛え直そうと思える藤原さんにさらに感化されてしまいました。

辻さんの言葉1つ1つが重い

練習途中、辻さんに怒られているシーンがありました。2年生全員が呼び寄せられ、「なぜ動きを止めた、お前だけが辛いと思うな」と言われていました。続けて、「みんなでやっていて辛い時に、自分だけが辛い思いをしていると思っている奴は最低だ」と。




これを聞いた瞬間に、暑苦しいんじゃないのかな と思っていた感情が消え、鳥肌が立ちました。
普通の人が言っても、「まぁ、いいこと言ってるねぇ」で終わるんですが、この同じ言葉を辻さんが言うとまた違って聞こえてくるんです。




最後、辻さん一人だけのインタビュー画面になったときにも「あいつらが僕を裏切らないというのと同時に、僕もあいつらを裏切れないんです。僕が頑張っている所を見せないと。」と言っていました。
やはり、自分が大したことしてないのに、他人にやれ頑張れだの、やれ応援するだのなんてことは出来ないんだなということを痛感しました。(今まで自分はなんて心無い言葉を他人に投げかけてきたのかなぁ、と。)




辻さんは4年生で就職もあります。番組の後の方でやっていましたが、某大手の商社に内定をもらったとのことでした。
単なる体育会系の熱血バカでは絶対に内定など貰えないとは思いますが、そこはさすがは東大ですね。



周りは普通の大学生として過ごしているのに、なぜあえての応援部なのか。
受験前にもう一度絶対に番組を見たいと思います。(どこかで動画見れないかなー。見つかったらここで紹介してみたいと思います。)



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