10-25 えらい人。

えらい人。

ちょっと難しい質問をします。―君は、どういう人を「えらい人」だと思っていますか?
勉強ができる人でしょうか。会社に入って出世する人でしょうか。才能があって有名になる人でしょうか。それとも何かすごい発明をして歴史に名を残す人でしょうか。
確かに、そういう人たちは、「えろい人」に違いありません。でもそれは、偏差値の高い学校に入ったから、出世したから、有名になったから、歴史に名を残したから「えらい」のではありません。


たとえば、世界で活躍する有名なサッカー選手。彼は、決して有名になるためにサッカーをやっているのではありません。もっとサッカーがうまくなりたい・・・その思いが誰よりも強く、その結果、たまたま世界で活躍する有名な選手になったのです。
飛行機を発明したライト兄弟は、決して、歴史に名を残そうとして飛行機の発明に成功したのではありません。むしろ、そう思っていたら成功しなかったかもしれません。彼らは、空をとんでみたい!という思いが誰よりも強かったから、飛行機を発明できたのです。


つまり、ある意味、‘結果’はそれほど重要ではないのです。成功した人が「えらい人」で失敗した人は「えらくない人」ではないということです。問題は、あることを達成しようとする‘重い’、いってみれば‘熱’みたいなもので、その熱が人一倍強い人が、「えらい人」といえるのだと思います。熱がしっかり強ければ、行動は自然についてくるものです。


勉強や、受験に関しても、同じことが言えます。試験でいい点をとること、大学に合格することは、もちろん素敵なことです。でも、もっと大切なことは、こんどの試験では前回よりももっといい点をとりたい、あの大学に絶対入りたい、という思いをどれだけ強く抱き、どれだけ具体的に行動したか、ということです。


たとえば、ある大学を受験した2人、A君とB君がいたとします。A君にとってその大学は第一志望で、必死に頑張ったが結果は不合格。一方、
B君にとってその大学はすべりどめにすぎず、結果はラクラク合格。えろいのはどちらか?―結果は合格したB君が「えらい」のではないか、と考える
のは思い違いです。


本当の意味で「えらくなる」ということは、いい点数をとることでも、出世することでも、輝かしい成功事例を積み上げることでもありません。
よりたくさんの人に感動と勇気を与え、それゆえに、よりたくさんの人に尊敬され愛される、そういう「素敵な大人」になることです。そして、
そういう素敵な大人とは、たいてい、わかいころから 何かに対する‘熱’を誰よりも強くもちつづけている人なのです。


勉強でも、スポーツでも、趣味でもジャンルはなんでもよいから、10代のとき、そこにどれだけ熱くなることができるか。
今しかできないことを、どこまでやれるか。
君の場合はどうだろう。



              さあ、いっしょにがんばろう。チ○ート式


そんな人にぼきはなりたい

チ○ートは使わない事になったけど、数学ちゃんとやらせていただきますね。


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